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大手企業の新規事業を成功させる重要な視点とは

こんにちは。セールスリクエスト代表の原です。

今日は、「大手企業の新規事業を成功させる重要な視点」について自分の考えをまとめてみます。

大手企業の新規事業が成果を上げられるかどうかは、

「既存アセットの活用」と「営業体制とのかみ合わせ」に大きく左右されます。

① 「既存顧客アセット」を活かせるか

大手企業の強みは、すでに信頼関係を築いた顧客基盤を持っている点です。

この基盤に新規事業を“横展開”できるかどうかが、PMFを早める重要な要素になります。

一方で、まったく新しい市場で戦う場合は、スタートアップと同様にゼロから信用を積み重ねる必要があり、時間も労力もかかりやすい傾向があります。

②「 既存の営業部隊」をどう巻き込めるか

既存チャネルで“自然に取り扱ってもらえる状態”を作れるかが鍵です。

営業部隊と新規事業チームの連携が弱いと、せっかくの良いプロダクトも市場に届かないことがあります。

そのため、KPI設計や販売インセンティブ、営業資料など、「売りやすい環境」を整える工夫が欠かせません。

③ 営業知見が不足しがちな新規事業部門

大手企業では、新規事業を主導するのが開発や企画系出身の方であるケースが多く見られます。

技術やプロダクト設計には強みがあっても、営業現場の感覚や高速での改善サイクルには不慣れな場合が少なくありません。

結果として、

  • 顧客の声を十分に活かしきれない
  • 反応が悪い理由が把握できず改善が遅れる
  • 営業に頼れず独力で進めるが、商談設計が不十分になる

といった課題につながりやすいのです。

さいごに

大手企業の新規事業における「真のPMF」とは、単に良いプロダクトを作ることにとどまらず、それを“売る現場との接点”をいかに築けるかが肝になります。

せっかくの技術力やブランド力があっても、営業との橋渡しが不十分だと成果が出にくい。

逆に、この部分を整えることで、新規事業の成長スピードは大きく変わってくるのではないでしょうか。

「売る力」「届ける構造」を整えることは重要な視点です。

不定期で気が向いた時に更新していきますので、どうぞお付き合いください。

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