
尊敬するプロ野球監督から学んだ『ご機嫌なインサイドセールスチーム』をつくる習慣
こんにちは。セールリクエストでインサイドセールスのコール業務を中心に担当している遠藤です。
今回は、私が大好きな千葉ロッテマリーンズ監督・吉井理人さんの著書
『機嫌のいいチームをつくる』を参考に、日々意識しているチームづくりの工夫をご紹介し帯と思います。
この本では、選手の主体性を最大限に引き出すための指導法が、現場のエピソードとともに語られています。
「自ら考え、自ら決断し、自ら行動する」ことを支えるための環境づくり。これは、インサイドセールスの現場にも通じると感じました。
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「臆さずに意見を言える環境を整える」
チームのレジリエンス(しなやかな強さ)を高めるには、観点の異なる意見が欠かせない。
吉井監督のこの言葉を読んで、日々の業務の中でも思い当たることが多くありました。
自分が気づいたことを率直に伝えられることで、チームはより柔軟に、速く進めるようになると感じています。
実際に意識していること
- ターゲットの傾向や変化に気づいた際は、すぐにSlackに共有する
例:「この業種・従業員規模の企業、意外と反応いいかもしれません」
- スクリプトの反応に違和感があれば、率直に伝える
例:「トークBがあまり刺さっていない印象です」
- リストの消化見通しや懸念点を初動で共有する
- 施策改善に向けた“自分なりの提案”を添えて発信する
例:「まずは○○部門に優先的にアプローチしてみます」
こうしたアクションを積み重ねることで、チーム全体のPDCAがスムーズに回り、
個々の動きもスピード感と納得感を持って進められるようになったと感じています。
「あらゆる情報をオープンにする」+「ちょっとした雑談も大切にする」
信頼できる情報があることで、信頼関係が生まれる。
情報を隠さず、適切なタイミングで共有すること。
そして、業務だけでなく感情やちょっとしたこともオープンにすること。
この2つを組み合わせることで、自然と助け合いや巻き込みが生まれるようになります。
実際に行っていること
- 架電予定や想定コール数を、Googleスプレッドシートで事前共有
- 他案件との兼ね合いで稼働が難しい時間帯を先に伝える
例:「午後は他案件の対応で対応が難しそうです」
- コール状況や手応えの振り返りをSlackに投稿し、みんなで可視化する
- アポが取れたら「ナイス!」の声かけやちょっとしたリアクションをし合う
これらは一見些細なやりとりですが、
「安心して動ける土台」や「小さな成功の共有」につながっていると実感しています。
ご機嫌なチームが、成果を生み出す土台になる
ちょっとした気づきや率直な共有が、
ほかのメンバーの発想を引き出し、行動につながり、
その連鎖が、チーム全体の思考の質、行動のスピード、判断の精度を高めていく。
こうした積み重ねは、インサイドセールスチームとしての成果にも確実に影響を与えます。
たとえばアプローチの精度が上がったり、メンバー間での役割分担や判断がスムーズになり、対応の質が安定してきたり。
まさに、“ご機嫌なチーム”が生み出す好循環です。
私自身も、こうした姿勢を日々の仕事の中で意識しながら、
メンバーとの信頼関係を育て、より良いチームづくりに貢献していきたいと思います。