
GmailとSalesforceをシームレス連携して活動履歴を自動連携する方法
SalesforceとGmailを連携することで、営業活動のメール履歴を自動的にSalesforceへ登録・可視化できます。これにより、担当者がメールを手動で活動記録に追加する手間を省き、チーム全体の営業データを正確かつ効率的に管理できます。
この記事では、Salesforce公式のChrome拡張機能のLightning for Gmailを使ったGmailとの連携の仕組みと他の連携方法との違いを解説します。
目次[非表示]
SalesforceのGmailインテグレーション(Lightning for Gmail)とは
Gmailインテグレーション(Lightning for Gmail)とは、Salesforceが提供する公式のGmail連携ツールです。
Google Workspace(旧G Suite)との統合を前提に設計されており、Gmailの画面上でSalesforceの情報を確認・登録できるのが最大の特徴です。
※2025年10月現在、弊社調べで「Lightning for Gmail」は、SalesforceのGmailインテグレーション機能としてSalesforce本体の拡張機能に統合されています。以前はChrome拡張として独立して提供されていましたが、現在はSalesforceの標準機能の一部として利用できるようになっています。

主な機能
- Gmail上でSalesforceレコード(取引先責任者、商談、ケースなど)を直接表示
- メールをワンクリックでSalesforceの活動履歴として登録
- 新規リードや商談の作成も可能
- SalesforceカレンダーとGoogleカレンダーの同期
例えば、顧客からのメールを受信した際、Gmailの右サイドバーにSalesforce情報が表示され、「このメールをSalesforceに記録」ボタンを押すだけで自動登録できます。これにより、「誰が・いつ・どんなメール対応をしたのか」を即座に可視化できます。
他のメール連携方法との違い
SalesforceではGmailインテグレーション以外にも、いくつかのメール連携機能が提供されています。ここでは代表的な3つの方法を比較して、どのようなシーンで使い分けるべきかを明確にします。
メール to Salesforce
「メール to Salesforce」は、特定のSalesforceアドレスに転送するだけで、メール内容を活動として登録できる機能です。メールソフトに依存せず利用できる汎用性がありますが、Gmail上でのリアルタイム連携は行われません。
メリット
- すべてのメールサービスで利用可能
- Salesforce側で自動的にリード・取引先責任者に紐づけ
デメリット
- 手動でBCC送信が必要
活動記録に手入力
最も原始的な方法は、Salesforceの活動タブから手動でメール内容を入力することです。社内ルールが明確で、営業活動の記録を厳密に管理したい組織では今も利用されています。
メリット
- Salesforce上で直接入力可能
デメリット
- 人的負担が大きく、ミスや記録漏れが発生しやすい
Einstein 活動キャプチャ
Einstein 活動キャプチャは、AI機能を活用した自動連携ツールです。Gmailやカレンダーのデータを自動的にSalesforceへ同期し、活動履歴をリアルタイムで反映します。
メリット
- メールとカレンダーの両方を自動連携
- Salesforceデータに学習し、関連付けを自動で提案
デメリット
- データ保持期間は制限あり(最大24か月)
Gmailインテグレーションとの違い
項目 | Gmailインテグレーション | Einstein Activity Capture |
操作性 | Gmail上で手動登録可 | 完全自動同期 |
導入の容易さ | Chrome拡張で簡単導入 | セットアップや権限管理が必要 |
データ保持 | 永続的に保存 | 最大24か月で削除(要注意) |
Salesforceにメールの履歴を設定する方法
ここでは、GmailとSalesforceを連携させ、メール履歴を自動的にSalesforceへ登録する手順を解説します。導入は非常にシンプルで、Chrome拡張機能を活用することで、GmailのUI上からそのままSalesforceの操作が可能になります。
設定に入る前に、まずは動作に必要なシステム要件を確認しましょう。
システム要件
Gmailインテグレーション(Lightning for Gmail)を利用するためには、以下の条件を満たす必要があります。
項目 | 要件 |
インターフェース | Lightning Experience、またはSalesforce Classic(限定対応) |
サービス | Sales Cloud、Service Cloud、Lightning Platform |
エディション | Essentials Edition、Group Edition、Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition |
ブラウザ | Google Chrome(最新版推奨) |
メール環境 | Google Workspace(旧G Suite)アカウント |
拡張機能 | Chromeウェブストアから「Salesforce」の拡張機能を追加 |
設定方法
ここからは、実際にGmailとSalesforceを連携させる具体的な手順を4つのステップで紹介します。
①「拡張メール」を有効化(管理者権限)
まず、Salesforce側で「拡張メール(Enhanced Email)」を有効化します。これにより、メールを活動(Task)ではなく「メールメッセージ」として個別管理できるようになります。
手順:
- Salesforceにシステム管理者でログイン
- 設定 →「メール」→「拡張メール」を検索
- 「拡張メール」を「有効化」を押下して有効化する

② Gmailインテグレーションを取得(以降、各メンバー対応)
次に、Chromeウェブストアで「Salesforce」を検索します。

「Chromeに追加」をクリックし、拡張機能をブラウザにインストールします。
③Gmail上でログイン
Gmailを開くと、右側にSalesforceの青いログインボタンが表示されます。Salesforceアカウントにログインします。

※初回のみ以下のアクセス許可が求められます。
- メールデータの閲覧・同期許可
- Salesforce APIアクセスの許可

④Gmail上での連携方法
通常通りメール送信後、直後に案内が中央にポップで表示されます。

ここから、メールごとに記録対象となる該当リードや取引先責任者、商談を選択して「保存」ボタンを押すことで、活動履歴として登録できます。

※メール送信後も、該当のメールを開くと、サイドメニューから該当リードへの紐づけが可能になります
まとめ
ちょっとしたツールを使うだけで、日々積み重ねとなる作業を大きく効率化することができます。是非参考にしてみてください!
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