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”先行者利益”。マーケのプランニングで抑えておきたい視点/原ブロVol19

こんにちは。セールスリクエスト代表の原です。

今回は、マーケプランニングにおいて、抜けがちかつ重要だと考えられる視点についてお話いたします。

「同じ施策でも、先行者と後発ではリターンが違う。」

Pivot広告、タレント広告、タクシー広告、新規展示会。

どれも最初に仕掛けた企業は「効果があった」と言うのに、

後から参入した企業は「思ったより反応が鈍い」と感じる。

この差は、センスでも運でもなく“タイミング”の問題。

「先行者が勝つ3つの理由。」

なぜ同じ施策でも、時期が違うだけで成果が変わるのか。

理由はシンプルで、次の3点に集約されると考える。

  1. メディア自体の鮮度が落ちる
    → 受け手にとって“目新しさ”が薄れ、印象が残らない。
  2. 競合が増え、埋もれる
    → 同じ枠内での差別化が難しくなる。
  3. 価格が上がる
    → 投資対効果が悪化し、ROIが合わなくなる。

つまり、後発で成功するには“よほど尖った設計”か、“別の打ち手”が必要になる。

「早く動ける企業が、次の成果を掴む。」

だからこそ、

  • まだ誰も手を出していない打ち手に踏み込む勇気
  • やるなら短期でやり切り、撤退も視野に入れるスピード感
  • 常に次を模索する探索思考

この3つを持てるかどうかが、マーケティングの“再現性のある成功”を分けるんじゃないかと。

施策そのものよりも、タイミングを掴む感度が成果を決める。

では、今回はこのあたりで。

また現場での気づきをお届けします。

不定期で気が向いた時に更新していきますので、どうぞお付き合いください。

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原 秀一/代表取締役
原 秀一/代表取締役
株式会社セールスリクエストの代表取締役。自身が現場で培った営業ノウハウを発信。著書『インサイドセールス実践の教科書』

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